日々の実践

6日(土)、海士町、西ノ島町、知夫村の三町村にて今年度一回目の島親の会を開催しました

島親とは、島前地域外から入学した1年生、寮生に対して、地域の方が家族やサポーターのような存在として交流を行う制度です。「島親」に対して生徒たちは「島子」と呼ばれ、ゲストではなくいち家族として、食事を共にしたり、畑や家業を手伝うことで交流を深めています。

島留学制度で島前地域に来たばかりの生徒にとって、島親さんは地域のことを気軽に質問することができる頼れる存在です。学校と寮、学習センターの往復だけでは知ることのできない「島の暮らし」を体験できる機会にもなっています。

▶海士町会場

海士町では、島親さん10組と生徒14名でワイワイと交流を楽しみました。

今回のメインのイベントは生徒が準備した「人間すごろく」。島親と島子でチームを組み、床に並べられた升目に書かれた質問に答えながら進んでいきます。

「自分を一言で表すと?」

「愛と金、どっちが大事?」

「好きな食べ物の3択クイズ」

名回答には感嘆の声があがり、珍回答には笑いが起こり、と楽しみながらもお互いの知らなかった一面を発見できる良い時間となりました。

▶西ノ島会場

西ノ島町では、島親さん5組と生徒10名が参加して交流を深めました。

今回生徒が考えたゲームは「事件は何だ?」と「ワードウルフ」の二つです。どちらのゲームも会話をしながらお互いの答えを推測するもので、毎回の正解発表に各チーム盛り上がります。

はじめてお会いする島親さんもいる中で、最初はやや緊張していた生徒たちでしたが、最後は全員「2(ニ)4(シ)」ポーズで笑顔の記念撮影。島親さんたちの温かさに助けられて、すっかり和やかな雰囲気に変わりました。

▶知夫村会場

知夫村では、島親さん4組と生徒4人が参加し、アットホームな会となりました。

生徒が企画した地元クイズとトランプを行い、終始和やかな雰囲気で開催することができました。

島親の会の終了後も、複数の生徒が島親さんとお昼ご飯を食べに行き、積極的に交流する姿が見られました。

島親の皆さま、ご参加いただきありがとうございました。

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