日々の実践

知夫小学校の3,4年生と本校高校生が交流しました

6月25日(火)、知夫小学校の3,4年生と本校高校生が交流しました

期末テスト最終日の午後、本校生徒3名が知夫小学校に向かいました。
3,4年生の総合の授業に参加し、小学生や教員、地域の方と交流を深めます。

島前地域唯一の高校として、高校生にとっては小学生との交流を、小学生にとっては少し歳の離れた高校生との交流を促進することが目的です。

今回は、知夫小中学校の先生から、高校生が授業に入ることで、お兄さん・お姉さんとしてサポートしてほしいという依頼をいただき、知夫にゆかりのある(島親さんが知夫)高校生に参加してもらいました。

授業の内容は、”まき”について学び、実際に作るという実習です
地域の人を講師としてお呼びし、”まき”の歴史や作り方のお話を聞きます。

”まき”とは
端午の節句の食べ物としては柏餅やちまきが有名ですが、島前では「カタリの葉」を使った”まき”を作りお祝いをします。

3グループに分かれ、実際に作ってみます。
高校生は、状況を見て小学生の手伝いをしたり、片付けをしたりと臨機応変に動きます。

この大きな「カタリの葉」は小学生が1週間前に知夫で採ったものです。

完成した”まき”はみんなで食べました。
校長先生や他クラスの先生も集まり、話をしながら味わいます。

小学生は最初こそ緊張していましたが、次第に笑顔が見えるようになり、最後の方は自分から高校生に話をしていました。
少し年の離れたお兄さんやお姉さんと話せることがとても嬉しかったようです。

参加した高校生からは、
「知夫に足を運んでも、小学生と関わる機会はあまりなかった。ぜひまた行きたい」という声がありました。

今後も、知夫小学校や中学校のみなさんと交流を続けていきたいです。
知夫小学校の先生、小学生のみなさんお誘いいただき、ありがとうございました。

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