日々の実践

地域共創科のゼミを紹介します【教育・医療・福祉ゼミ】

地域共創科のゼミを紹介します

地域共創科では2年生と3年生が合同でゼミを作っています。

【産業・ビジネスゼミ】【教育・医療・福祉ゼミ】【自然・農林水産ゼミ】【くらし・交流ゼミ】の4つのゼミがあり、

今回は、「教育・医療・福祉ゼミ」の活動をご紹介します。

教育・医療・福祉ゼミには、その名の通り、島前地域で教育的、福祉的な活動をしている生徒が集まっています。

このゼミの生徒は、現場でのイベントを企画したり、授業内容を考える機会を多くいただきます。3年生はすでに実践を積み重ねていますが、2年生はまだ手探り状態です。

そこで先日は、ゼミ活動の時間に「中学校学習指導要領 数学編」を読み込み、授業を設計してみる、というワークに取り組みました。

学習指導要領を読みこむうちに、
「数学的な見方・考え方」ってどうやって育むの?
「何のために学ぶのか」という学ぶ意義を共有するにはどうすればいいのだろう?
「主体的・対話的で深い学び」ってどんな学び?などの疑問が生まれ、グループでの対話が盛り上がりました。

学習指導要領の内容やグループ対話をふまえ、実際に「関数」の授業を設計します。
2年生、3年生、ゼミの担当教員である社会科の先生、生物の先生、そしてコーディネーターが一緒になってひとつの授業を考えました。

ゼミ生たちは、島前地域で教育/医療/福祉に携わる方々や子どもたちと関係を築きながら、それぞれの方法で実践をしています。正解のない問いや壁にぶつかっては試行錯誤する姿がとても逞しいです。

今後も、自分の想いを大切にし、共創者とともにプロジェクトを推進してほしいと思います。

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