教員・コーディネーター

失敗共創プロジェクトが始動しました

本校では、学校経営目標を推進するために、令和4年度から、教員とコーディネーターがチームを組んで、学校経営目標推進プロジェクトを行なっています。

今年度は、以下の3つのプロジェクトを進めていきます。

①失敗共創プロジェクト

②越境プロジェクト

③未来の普通科探究プロジェクト

 

今回は、失敗共創プロジェクトについて紹介します。

これまで、学校経営スローガン「失敗を共に称え合う学校」を体現すべく、「踏み込みの島前」「振り返りの島前」が文化となるように取り組んできました。学校行事として「失敗の日」を制定し、象徴的な1日を作ったり、失敗を恐れずに踏み込むために、踏み込みカードを作ったり、振り返りをスキルとして身につけるべく有識者を招いてワークショップを行ったりしました。

今年度は、これまで行ってきた、失敗の日、踏み込みプロジェクトの活動、振り返りプロジェクトの活動を失敗共創プロジェクトに吸収し、さらなる進化を目指していきます。

 

今年度の達成目標は、

①生徒主体で「失敗の日」を実行する。生徒が予算管理も含めて、本校を象徴するこの学校行事を運営する。教職員は、生徒の学校行事企画・運営を伴走する。また、これを好機に、教職員の働き方改革の観 点からも、その他に生徒主体で行う学校活動の有無をあわせ検討し、年度末までに提案する。

②「踏み込みの島前」の気運を高める。 これまで実施してきたように HP 記事の発信、失敗ラジオ、学年通信、踏み込みカードの掲示など、あらゆる情報発信機会を活用し、日常に溢れる失 敗を扱うことで、失敗の価値を高め、踏み込みやすい土壌をつくる。

③「振り返りの島前」を体現する。振り返りの重要性について教職員・生徒で認識を統一し、本校独自の振り返りの手法やフォーマッ ト等を教職員・生徒が活用し、振り返りに価値を実感するレベルで実行される。

【評価の観点】

・魅力化評価「失敗してもよいという安全・安心な 雰囲気がある」95%以上(前年度 91.9%)

・魅力化評価「目標や当事者意識を持って挑戦し ている人がいる」95%以上(前年度 94.6%)

・魅力化評価「生徒の意見が学校での意思決定 に反映される雰囲気がある」90%以上(前年度 84.6%)

・魅力化評価「自分を客観的に理解することがで きる」80%以上(前年度 75.8%)

 

 

とおきました。

教職員で力を合わせながら、生徒主体の部分は思い切り生徒に委ねながら、進めていきたいと思います。

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